ドンキホーテ平塚店の思い出。潰れた”第八蛸華丸”や”三悟麺悟”

平塚市

自分が小学校の頃にできた平塚のドンキホーテ。

当時は「田村にドンキが出来る!」と話題になり、工事が始まり自宅にチラシが入ると、「噂は本当だった!」と盛り上がった。

チラシにチラッと写っていた抱き枕が欲しくて、いざ店内で抱き枕を探すもなく、他店の写真だと知って幻滅したのが最古の記憶。

自宅から近く、しかも激安だった為よく通っていた。

お金のない学生の頃に暴飲暴食できたのはドンキのおかげ。

食べ物だけでなく、CDやDVD、雑貨、衣服、インテリアなど何でも買った。

平塚ドンキの良い思い出。青春そのもの!

他では120円する物が90円、100円なら70円と、とにかく安いドンキ。

自分の青春の7割はパソコン1台とドンキで構成されていた。

お菓子もジュースも何でも安くて、必要な雑貨物もすぐに見つかる。

「部屋にこんなインテリア欲しいな」と思えばドンキ。

「やべ、靴下破けて替えがない!」と思えばドンキ。

「運動グッズ一式欲しいな」と思えばドンキ。

「工具が欲しい」「筆記用具が欲しい」「洗顔料が切れた」「髪染め欲しい」と思ってもドンキ。

「家に友達が来るから食べ物と飲み物を揃えなきゃ」「最近流行ってるアレ興味あるな」「この映画のDVD欲しい」「あの洋楽の輸入版欲しい」という場面も当然ドンキ。

もはや、買い物=ドンキホーテというぐらいに潜在的な存在であった。

輸入盤の洋楽CDやDVDをよく買った

ドンキには輸入盤の洋楽が売られていて、よく買っていた。

覚えているのは、アヴリルの2nd、グリーンデイのアメリカンイディオット、サム41の3rdなど、当時ハマっていたパワーパンク系だ。

安いクラシックのシリーズなんかもあって、集めてたりしてた。

中学生の頃にかっこつけてバロック系のクラシック買って部屋でずっと流してたな。

DVDも昔に2枚で1500円シリーズとか色々あったけど、ドンキはそれよりも安かったり珍しい作品とかあってよく買ってた。

途中から2階にソフトオンデマンドができて、そっちでも色々な映画を買い漁った。

そう言えば、ソフトオンデマンドで、流行る前のアレを好奇心で買ったのはちょっとした自慢である。

ジャストボックスの1円玉が有難い

ある一定の時期だけ、レジにジャストボックスという1円玉がたくさん入ったケースが置かれていた。

確か、1人4円まで使って良くて、それでお会計を綺麗に払えたりした。

当時は紙幣の支払いがメインだったので、自分はガンガン利用した。

その時期だけ財布が軽くて助かったな。

ここで買ったバニラのアロマオイルがNo. 1

中学生の頃にアロマキャンドルやアロマオイルが流行り、自分も興味があって集めていた。

アロマを集め出した最初のほう、ドンキでバニラのオイルを買った。

すごく良い匂いで気に入っていたのだが、これぐらいが普通だと思っていた。

しかし、その後に色んなところでバニラのアロマオイルを買ってみるも、ドンキで買ったバニラより良い香りに出会えなかった。

自分は同じバニラのアロマオイルが欲しくて瓶に書かれている文字をネットで検索するなどするが、同じ物は見つからなかった。

値段は300円から600円程度で、決して高級品とかではない。

今後も、あのバニラと同じ匂いを求めて探し続けることだろう。

フードエリアに友達がバイトしてたラーメン屋「三悟麺悟」やたこ焼き屋「第八蛸華丸」

ドンキはエスカレーターに乗って売り場に入る手前、その入り口周りに小さな飲食店やフードコートなどもあった。

初期の頃にはラーメン屋「三悟麺悟」があり、バイトしていた同級生によくサービスしてもらった。

かなり美味しいラーメン屋で気に入っていたのだが、早めに潰れてしまった。

友人ら界隈では、そのバイトしていた”友達がサービスし過ぎたから潰れたのでは?”なんて噂があったな。

フードコートのようなエリアでは、クレープ屋「クレージークレープ」やたこ焼き屋「第八蛸華丸」があった。

自分1人ではフードコートは使わなかったが、友人や彼女と買い物をしてる時には何度か利用した。

一番上の階にはゲームセンターがあって、友人でゲーム好きな奴がいると一緒に行ったりしてた。

やけにUFOキャッチャーが上手い友達がいて、色々とお裾分けしてもらったのは良い思い出。

一瞬で潰れてしまったが、古本屋の「ブックマート」は中学生の頃に通っており、ここで「あしたのジョー」の中古を買い集めてた。

業務スーパー「肉のハナマサ」が最高だった

平塚ドンキが出来た当初、1階の店先のテナントには業務スーパーの「肉のハナマサ」が入っていた。

ドンキは近所だが、スーパーはさらに手前にあってド近所、コンビニ感覚で使いまくってた。

業務用スーパーなので、レトルトカレーやジュースが信じられないぐらい安い。

隣に住んでたおばちゃんが「こんなに大きいバナナが安くて!」と興奮気味に話してのを覚えている。

アイスやお菓子もドンキと引けを取らないぐらい安く、まさに天国だった。

レジに仲良い同級生が働いていたし、夏場の冷房の強さも大好きだった。

父親もここが大好きで、よく肉を大量に買っては自分に料理を作ってくれてた。

覚えているのが、父がスーパーに行くついでお金を渡してジュースやらをおつかいしてもらったこと。

ある時にスーパーに用がないタイミングで数十円のジュースを買って来てもらおうとしたら、流石に「安過ぎて恥ずかしい」と断れた。当たり前だよね、ごめんなさい。

ワインとかも安くて、ここのスーパーで買ったのでワインデビューした気がする。

大好きなスーパーだったので、潰れた時は大ショック。

その後に出来た「スタミナ太郎」は一回だけ行ったが、「肉のハナマサ」の魅力には到底届かないと思った。

流行りのSNSで知り合った子がドンキでバイトしていた

当時、「mixi」というSNSが流行っていたのだが、そこで共通の知り合いがいる女の子と仲良くなった。

mixiでは顔写真を出してない子だったのだが、なんとドンキでバイトしてるというので見に行った。

すると、ありえないほど可愛い女の子で面食らってしまった。

SNS上では「話しかけてくださいね」とか言ってくれてたが、自分にはその勇気がなかった。(その子のシフトの時間は混んでたし)

その子が辞めた後、「なんて勿体無いことしたんだ!」と怒りが込み上げた。

ただ、その後に知った話、その子は友人の妹だったというから驚き。

ちなみにその兄というのが、同じ高校に通ってた奴で、そいつも前にドンキでバイトしていた。

在学中はあまり仲良くしていなかったが、ドンキでバイトしてた頃は色々と良くしてくれた。

話しかけなくて良かった。(妹に)

思い出の概要

店名:ドンキホーテ平塚店

ジャンル:小売店

場所:平塚市田村

通った時期:2003年〜2009年

通った理由:近所のため

印象に残っていること:いろいろ

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